宝亀二年銘木簡

2020年9月7日

宝亀二年銘木簡
年代
 8世紀
出土遺跡 山崎上ノ南遺跡
奈良時代に入ると、文字の書かれた資料がみられるようになります。山崎上ノ南遺跡出土の宝亀二年(771年)銘木簡には、奈良時代に行われていた利息を付けて種稲を貸し付ける「出挙」に関する記述がありました。内容は、檜前部名代女という女性が、稲四十束を返済したことを郡役所の税長であった大伴国足が確認したとするものです。

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