弓形埴輪の公開を始めました

全国的にも極めて希少な埴輪

本庄早稲田の杜ミュージアムでは、本庄市展示室の常設展示の一部を変更し、弓形埴輪を令和4年1月29日より公開を始めました。

弓形埴輪は、これまで群馬県内で3例が報告されているのみで、全国的にも極めて希少な資料になります。

弓矢を表現する埴輪のうち矢を入れる武具をかたどった靫形埴輪は、比較的多く出土しており、本庄早稲田の杜ミュージアムでも展示しております。

一方、弓形埴輪の出土例は、極めて少なくなります。これは、埴輪として、弓を表現することの難しさが製作数に反映しているとも考えられます。弓形埴輪を造形するという難題に挑戦した製作者の工夫がうかがえる興味深い資料です。

弓形埴輪

 

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